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先日、Darumagic.netの庭田さんとお会いして、お話ししてきました。
庭田さんとは2009年シリコンバレーカンファレンスで会って以来、約9ヶ月ぶりです。
このたび起業されたということで連絡をもらいました。その業務内容が、「グローバルに活躍する起業支援」。
起業のための情報素材の販売やコンサルティングなどを今後されていくとのことです。
個人レベルではじめて、グローバルに活動するビジネス!
まさにHooraにぴったりです。
すぐにとびついて、今の悩みなどをしっかり相談させてもらってきました。
学んだこと、その1 起業は特別なコトじゃないよ
日本語で「起業」というと、女房子供を質に入れて、首をくくる覚悟で銀行から借り入れ、綿密な事業プランを引いて実行するようなイメージがあります。
少なくともぼくはそう思っていました。
まず資金についてですが、よく言われているように、法的には日本国であっても、資本金1円の会社だって作れるようになっているのです。
法務局への登記などで諸費用はかかるようですが、それでも何百万、何千万といるわけではありません。
ちょっといい海外旅行ツアーに出るくらいのお金で、会社を作ることができるようです。
事業プランについては、これまた実行もする前からなにもかも線を引いて計画するなんて不可能だ、と庭田さんから教わりました。
社会環境はめくるめく変化の連続です。
細かい線を引くよりも、太い線を一本引いておいて、細かい修正は臨機応変にできるようになるのがいいのでしょうね。
RockYou!の石塚さんも、起業当時と今とで、事業モデルはまるで異なるとおっしゃっていたとのことです。
そもそも週末起業家であれば、銀行からお金を借りる必要もないわけなので、事業プランをきっちり策定する必要すらありません。
1万人の社員を抱える大企業の経営陣とは訳が違います。
だめだと思えば、すぐに修正できるのが、スモールな組織のいいところ。
モデルを考えるよりも、まずやってみる、やりながら少しずつ軌道を正していくことのほうが、よっぽど大切なり。
というわけで、資金もビジョンもプランもなくても、起業できるんだということをまず学びました。
学んだこと、その2 基本が大切
話の中で、弁護士・会計士の話が出てきたので、「いい弁護士、会計士の見極め方はありますか」という質問をしてみました。
法律や会計の知識がまるでないので、こういった専門家のスキルについて優劣を判定するにはどうすればいいのか、皆目わかっていなかったからです。
庭田さんからもらった答えは、意外なものでした。
「電話をかけたら出ること。メールを書いたら、返信してくれること。そして、なにより、自分のようなスモール企業のオーナーであっても、馬鹿にしたりせず、きちんと対応してくれること」
世の中には山ほどたくさんの会社がありますが、「電話に出る」「メールを返す」「大口でない顧客にも真摯に対応する」ことをきちんとやっている会社は、想像よりも少ないのが現状のようです。
これって当たり前のことですよね?できないほうが問題ですよね?
それでも、やっていない会社が多いのです。
あと、そもそも、電話番号をウェブサイトに載せていないとか、経営者の情報を公開していないとかいったことも論外です。
信用されるためにはオープンになっていかなくてはいけません。
会計士や法律家にかぎらず、あらゆる業種で、これらの原則はあてはまると思います。
Hooraでもまだ信頼に足るほど情報を公開できているわけではないですね。
すぐにでも、ブログでの情報を整備していかないといけないです。
学んだこと、その3 マイペース
「ベンチャー企業はスピード経営が命」なんてキャッチフレーズに踊らされて、24時間週7日、働きづめになってしまっては、当然ビジネスは長続きしません。
体力的な限界か心理的圧迫に対する限界がすぐにやってくることになるはずです。
まずは、自分なりのペースで、今までの生活や環境と折り合いをつけながら、マイ事業を進めていくことがよさそうです。
そうして、本当に離陸するタイミングを待つのです。
24時間完全に没頭するときが来るまでは、けして早まって辞職表を出したりしないこと。
素人ランナーは、絶対に2時間で42.195kmを完走することはできません。筋肉も心臓も呼吸器もできあがっていないのです。
起業の道もやはり同じなのでしょう。徐々に、体を作っていくことが大切です。
というわけで、たくさんのことを教えていただいた庭田さん、どうもありがとうございました!
会話をしながら、2010年の自分の課題をしっかり見つめることができたように思います。
自分への戒め
ビジネスは、社会の中で行われる活動です。
本を読むのもいいですが、それだけでは不十分です。
本で学んだことを自分なりに整理して、まとめ、それを人に話し、実行する。
こうして、社会にどんどん出していくことがなにより大切。
部屋に閉じこもって、コンセプトばかり練っても、企画書ばかり書いていても、何も起こりません。
まず、やってみよう。まず、手を動かしてみよう。
ありがとうございました。お互いがんばりましょう!
Comment by 庭田 on February 23, 2010 at 7:54 pm